ワキガのリスクと言われている耳垢の種類の遺伝子検査について

ワキガの人の多くは耳垢が湿っている(湿型耳垢)状態にあり、日本人の場合、人口の約16%がその湿型耳垢で、そのうち約80%はワキガに罹患していると言われています(約1200万人)。

この検査は、ABCC11遺伝子検査と呼ばれるもので、ワキガかどうかを判定するものではなく、耳垢(耳あか)が湿型(ベトベト)か乾型(カサカサ)かどうかを確かめていきます。湿型であることがわかれば、ワキガを発症する(ワキガである)可能性が高く、乾型であればその可能性は低いということになります。

通常、医療施設でワキガかどうかを判定するのはガーゼテストが主流でしたが、臭いは「数値化できない主観的なもの」という側面もありました。
しかし、この遺伝子検査をガーゼテストに併用することで患者様ご自身もより納得して次のステップへ進んでいただくことができます。

■検査方法

検査はいたって簡単。口の中、頬の裏側(左右両側)を綿棒のようなものでそれぞれ10回程度こするだけです。
痛みは一切ありません。

検査結果はこのようなレポート形式でお渡しします。

調査結果報告書。生年月日、氏名、クリニック名、検査結果や判定が書かれたレポートです。

この検査に関心のある方は、当研究会メンバーの施設にお問い合わせください。

医療施設一覧

PAGETOP